
10年以上イラスト素材サイトをやっているからか「イラストレーターになりたいんだけど、何から始めたらいいかな?」といった相談を受けることが増えてきました。
正直な話、私自身はイラストレーターとしてはめちゃくちゃ稼げてるというわけではないのですが、10万円を副業として稼ぐための手段(実際に稼げている人がいる事例)は幅広く知っているので記事としてまとめてみました。
(イラスト素材サイトの運営はほんと~に稼げないので、稼ぐことをメインとして検討している場合はやめた方がいいです)
この記事では、多様な収益化の手段を紹介し、それぞれの方法・収益目安・必要スキル・メリット/デメリットを整理します。
また、安定して仕事を得るための戦略(SNS活用やクラウドソーシング、営業方法)を解説し、最後に成功事例から具体的な活動内容や仕事獲得方法のポイントを解説します。
当ページのリンクには広告が含まれていますが、特定商品をアピールするためでなく読者様にとって有益な情報を優先して書いています。
1. 収益化の手段
副業イラストレーターが収入を得る方法は多岐にわたります。
ここでは、主な手段を挙げ、それぞれの具体的な方法、収益の目安、必要なスキル・ツール、メリット・デメリットをまとめます。
アイコン制作(SNS・ブログ用アイコンの受注)

具体的な方法
Twitterやブログ、YouTubeのプロフィール画像などに使うオリジナルアイコンを有償で制作します。
SNS上で「アイコン依頼募集」を告知したり、ココナラ等で「アイコン描きます」系のサービスを出品して仕事を受けます。
キャラクターの顔やバストアップを依頼者の希望する雰囲気・テイストで描き、デジタルデータで納品します。
収益の目安
単価は1件あたり数百円~数千円程度が相場で、初心者は実績や経験を積むために500円程度からスタートすることもあります。人気がつけば1件1万円前後を設定でき、稀に有名絵師なら1件数万円になるケースもあります。
月10万円を達成するには、例えば1件5,000円のアイコンを月20件受注する、といったボリュームが必要になります。
必要なスキル・ツール
デジタルでイラストを描くスキル(CLIP STUDIO PAINTやPhotoshopなどのツール使用)。
アイコンは小さな正方形に収まるため構図力も問われます。
依頼者は自身で絵をあまり描かない人が多いため要望を汲み取るコミュニケーション能力も重要です。
納期管理や迅速なレスポンスも信頼獲得には重要なポイントです!
メリット
短時間で完成する小規模案件が多く、スキマ時間で作業しやすい副業です。
比較的初心者でも取り組みやすいジャンルで、SNSで需要が高いため依頼募集もしやすいでしょう。
また、制作実績が増えればポートフォリオとして公開しやすく、次の仕事につながりやすいです。
デメリット
1件あたりの報酬が小さめなので数をこなす必要があります。
また描き慣れたバストアップとはいえ、依頼者ごとに要望が異なるため修正対応など手間がかかることも。
安価な競合(ライバル)も多いため価格競争になりやすく、差別化やリピーター獲得が課題です。
イラスト受注(個人・企業からのコミッション)

具体的な方法
個人からのイラスト依頼(いわゆるコミッション)や、企業案件のイラスト制作を受注する方法です。
内容はキャラクターデザイン、同人ゲームの立ち絵、書籍の挿絵、グッズ用イラストなど様々です。
SkebやSKIMA、ココナラといったオンラインプラットフォームで依頼を募集したり、SNS経由で「○○描きます」と募集をかけて直接DMで受注するケースもあります。
企業案件の場合はクラウドワークスやランサーズ等に登録してコンペ/プロジェクトに応募したり、自身でポートフォリオを用意して出版社・ゲーム会社に営業する方法もあります。
収益の目安
単価は内容や難易度で大きく異なります。
たとえばSNSアイコン程度なら数千円、キャラクター全身イラストで1万円前後、背景込みイラストや書籍表紙なら数万円以上になることもあります。
ある程度経験を積めば1案件1~数万円が目指せ、月10万円は複数件の受注で比較的狙いやすい領域です。
実際、副業でイラスト案件を受けて月5万~15万円、専業なら15万~30万円稼ぐ例もあり、副業でも月10万円は十分射程圏内と言えます。
必要なスキル・ツール
デジタル作画スキル全般。依頼内容に合わせた画風の描き分け力があると有利です。
クライアントとのやり取りスキル(ヒアリング・提案・報告)、スケジュール管理、修正対応力も重要です。
ツールはCLIP STUDIO、Photoshopの他、必要に応じてIllustrator(ベクター入稿が必要な場合)など。
企業案件では印刷用の高解像度データ作成や商業フォーマットへの理解も求められます。
メリット
自分で価格設定ができるため、スキルに見合った収入を得られます。
直接依頼者とやりとりすることでリピーターや継続案件につながりやすく、評価次第では高単価案件のオファーも増えていきます。
また、様々な依頼内容に挑戦する中で画力や対応力が向上し、本業にも活きる経験となります。
デメリット
仕事量が安定しにくい点が課題です。
人気商業絵師でもない限り常に依頼があるわけではなく、自分で営業・宣伝して案件を獲得し続ける努力が必要です。
また、修正要望やコミュニケーション負荷が発生しやすく、副業の限られた時間で対応するには計画性が求められます。
プラットフォームを使う場合は手数料(Skebはユーザー支払額の20%が運営手数料、ココナラは25%程度の手数料)が差し引かれる点にも注意が必要です。
ストックイラスト・素材販売

具体的な方法
ストックフォトならぬストックイラストサイトに作品を投稿し、ダウンロードや使用ライセンス販売で収益化する方法です。
代表的なサイトにAdobe Stock、PIXTA、Shutterstockなどがあり、自分の描いたイラスト素材を登録しておくと、必要なユーザーが購入・ダウンロードするたびに報酬が発生します。
またイラストACのようにユーザーは無料ダウンロードできる代わりに作者に広告収入が分配されるサイトもあります。
ストック以外にも、自作の背景素材やアイコン素材集をBOOTHやDLsiteで素材集パックとして販売する方法もこのカテゴリに含められます。
収益の目安
1ダウンロードあたりの報酬は数十円~数百円程度と小さいですが、作品点数とヒット次第では月にまとまった収入になります。
例えば、ある主婦の方は育児の合間にストックイラストに挑戦し、月平均1万円以上の安定収益を得るようになった例があります。
また、イラストACで初心者が開始3ヶ月で累計10万円を達成したケースも報告されています。
一般的な目安としては月数千円~1万円程度から、作品数やクオリティ・需要によっては月数万円以上も十分可能です。
必要なスキル・ツール
商用利用に耐えるクオリティの汎用イラストを描くスキル。PhotoshopやIllustratorで背景透過PNGやベクター素材を作れると有利です。
また市場で何が求められているかリサーチする力も重要です。
季節ネタ(年賀状素材、イベント装飾)やビジネスで使えるカットイラストなどニーズに合ったテーマ選びが収益に直結します。
タグ付けやタイトル・説明文など、素材が検索されやすくするためのSEO的スキルもあると良いでしょう。
メリット
不労所得に近い継続収入が見込めます。
一度アップした素材は何度でもダウンロードされるため、作品数を積み上げれば「投稿しない月も収入が入る」積立式の稼ぎ方になります。
特に需要の高い素材がヒットすれば長期間コンスタントに売れ続けます。
副業時間が限られていてもコツコツ積み上げれば、将来的に半自動的に収入を生む仕組みになり得ます。
デメリット
収益化まで時間がかかる点です。最初は作品数が少ないため売上も僅かですが、そこで諦めずに投稿を継続する必要があります。
また流行や競合に左右されやすく、同じテーマの素材が既に多数あれば埋もれてしまいます。
加えて、ストックサイトの規約や審査を守る必要があり、自分の好きな絵だけ描いていても売れるとは限りません(売れるテーマを分析して反映する努力が求められます)。
単価が低いため大きく稼ぐには大量の良質素材をアップする必要があり、根気が要ります。
LINEスタンプ販売

具体的な方法
LINEのCreators Marketでスタンプ(スタンプ画像は基本8個または16個~40個1セット)を制作・登録し、LINEユーザーに購入してもらう方法です。
スタンプ画像と審査用情報を用意し申請すると、承認後にLINEストアで販売されます。
SNSで自作スタンプをPRしたり、ヒットすればランキングで露出して売上が伸びます。
収益の目安
スタンプ1セットの価格は通常120円(50コイン)で販売され、その35%前後がクリエイターの取り分になります(※残りはLINEとApple/Googleの手数料)。
実質1セット売れて約30~40円の収益です。そのため数百セット売れても数千円程度と、小さな積み上げになります。
一般的には「月数百円~数千円」というクリエイターが多いとされますが、複数のヒット作を持つ人気クリエイターは月に数万円~十数万円、さらには100万円以上稼ぐ例もあります。
例えば、身近な話題を題材にユーモアあるスタンプを制作・宣伝し、2か月目から月3万円以上を稼ぐようになったケースがあります。
必要なスキル・ツール
8~40個程度のイラストを量産する根気と発想力が必要です。
各スタンプは小さい画面でも視認性が高く、かつトークで使われやすいセリフやポーズであることが重要です。
クリップスタジオやiPadのお絵かきアプリなどで手軽に描けますが、審査ガイドライン(公序良俗や版権物NG等)を守る知識も必要です。
売れるためには時事ネタや流行の言い回しを取り入れるセンスも求められます。
例えば「ぴえん」という言葉や絵文字が流行ったときに色んな動物のうるうる目のキャラクタースタンプはよくご購入いただけました。
メリット
初心者でも挑戦しやすい副業の一つです。
少ない点数から始められ、在庫リスクもありません。
自分のペースで制作し、一度リリースすれば後は勝手に売れていくため在宅で完結しやすく、他の仕事や学業とも両立しやすいです。
また、自作スタンプがヒットすれば知名度が上がり、他のグッズ展開や仕事依頼につながる可能性もあります。
デメリット
収益が不安定で運に左右されやすい点です。
全体の90%のクリエイターはスタンプが1つも売れたことがないというデータもあり、大半は思うように稼げません。
注力して作ってもヒットする保証はなく、アイデア勝負の側面が強いです。
また、仮にヒットしても1セットあたりの単価が低いため爆発的な数が売れないと大きな収入にならない構造です。
そのため安定的に月10万円を稼ぐには複数の人気シリーズを抱える必要があり、継続的な工夫・マーケティングが不可欠です。
最近ではAIで作成したイラストでも参入できるので、競合も多くなっています。
NFTアート販売

具体的な方法
イラストやデジタル作品をNFT(Non-Fungible Token)としてブロックチェーン上で発行・販売する方法です。
OpenSeaやFoundationなどのNFTマーケットプレイスに登録し、デジタルデータをアップロードして「ミント(NFT化)」します。購入者は暗号資産(仮想通貨)で入札・購入し、売買が成立すると暗号資産ウォレットに代金が支払われます。
要はデジタルアートに唯一無二の証明書を付けて売るイメージです。
収益の目安
作品ごとの取引額がそのまま収益になります。
価格はピンキリで、無名の初心者だと数千円程度で出品しても売れないことが多い一方、話題性があれば数万円以上の高額取引になる可能性もあります。
副業レベルで言えば「1作品数千円~数万円」が一つの目安ですが、人気NFTアーティストになれば1作品10万円以上で取引される例もあります。
例えばプロイラストレーターのBさんは副業でNFTアートを始め、最初の作品を約3万円で売却し、シリーズ展開後は1作品10万円超で取引されるようになったそうです。
必要なスキル・ツール
デジタル作品を制作するスキルはもちろん、NFTプラットフォームの使い方や暗号資産の知識が必要です。
Metamask等のウォレット作成、イーサリアムなど仮想通貨の購入・送金、ガス代(手数料)の支払いなど初期ハードルがあります。
またグローバル市場向けに英語で作品説明を書くなどの工夫や、SNSでコレクター層に向けて宣伝するマーケティング力も重要です。
メリット
高額収益のチャンスがある点です。
デジタル作品でも一点物として価値をつけられるため、ファンやコレクターが付けば思わぬ高値が付くことがあります。
さらに、NFTには二次販売時のロイヤリティを設定できるため、一度売った作品が再販・転売されても作者に数%の収益が入り続ける仕組みにでき、将来的な不労所得の可能性もあります。
また世界中が市場なので、海外の支持を得られれば一気に知名度と収入が伸びる点も魅力です。
デメリット
市場の流行や仮想通貨相場に収入が大きく左右されます。
作品が必ず売れる保証はなく、出品にかかる手数料(数千円相当)が無駄になるリスクもあります。
参入者が増えた現在では無名だと埋もれやすく、売れるためには話題性を作る努力が必要です。
また、暗号資産の管理にはセキュリティ知識が求められ、価値変動も大きいため安定収入には直結しにくい面があります。
加えて電力消費などNFTの社会的批判もあり、自身の作品をその形で売ることへの是非も考慮が必要でしょう。
ファン支援サービス(Pixiv FANBOX・Patreon等)

具体的な方法
Pixiv FANBOXやFantia、海外のPatreonなど、クリエイターを支援したいファンから月額課金を募るサービスを利用する方法です。
イラストレーターはこれらのプラットフォームで自分の「プラン」を設定し、月数百円~数千円の会費に見合った限定コンテンツ(ラフ画の公開、高解像度イラスト配布、メイキング動画、リクエスト権など)を提供します。
ファンは好きなプランを購読し、毎月継続して支払うことで応援と特典入手ができます。
収益の目安
ファンの数とプラン料金によります。例えば月額500円のプランに200人の支援者がいれば、それだけで月10万円(500円×200人)に達します。
実際にはプラットフォーム手数料(FANBOXで10%程度)が差し引かれますが、それでも十分な収益源です。
人気絵師ともなると支援者が数千人規模に上る場合もあり、その場合は月数百万円規模の収入になり得ます。
一方で駆け出しの頃は数人~数十人の支援に留まることも多く、最初は月数千円~数万円からスタートし、徐々にファン増加とともに安定収入が育つイメージです。
必要なスキル・ツール
継続的にファンが「支援したい」と思うコンテンツを作る企画力が必要です。
通常の作品制作に加え、限定ラフや解説記事を書く、動画を作るなどサービス精神と発信力が問われます。
更新頻度も大事なので計画的にコンテンツを用意する力、ファンからのコメントにレスポンスするコミュニケーションも求められます。
プラットフォームの操作自体は簡単ですが、SNSなどで支援募集中であることを告知しファンを集める集客力が必要です。
メリット
毎月定額の収入が見込めるため、最も安定しやすい収益モデルです。
一度ファンが付けば翌月以降も継続課金されるため、ゼロから売上を積み上げる他の手段に比べ収入の読める部分が増えます。
ファンとの距離も近づき濃い支持層を作れるため、創作活動へのモチベーションにもつながります。
また自分の描きたいものを提供する形で支援を募れるので、比較的自由度高く創作できる点も魅力です。
デメリット
一定の知名度やファン層が前提となる点です。
全くの無名状態で始めても支援者を集めるのは難しく、まずSNSや他媒体でファンを増やす努力が必要でしょう。
加えて、支援者に対しては継続的なコンテンツ提供の義務が生じるため、「更新が負担で本末転倒」という事態も起こりえます。
副業の範囲で無理なく提供できるリターン設定をしないと長続きしません。
さらに、毎月の支援額が安定していてもファン離れが起これば急激に収入が減るリスクもあり、常にファン満足度に気を配る必要があります。
同人誌・グッズ販売(イベント出展・ネットショップ)

具体的な方法
自分のイラストをまとめた同人誌(イラスト集や漫画)を制作してコミケなどのイベントで頒布したり、イラストを使ったグッズ(ポストカード、ステッカー、アクリルキーホルダー、Tシャツ等)を作ってBoothやSUZURI、minneなどのネットショップで販売する方法です。イベントでは自分でブースを出し直接販売し、ネットショップでは受注を受けて発送またはオンデマンド生産で販売します。
収益の目安
イベントでは頒布価格×販売部数が売上です。コミケのような大規模イベントでは、人気作家になれば一日で数十万円~数百万円を売り上げる人もいます。
副業レベルでも、例えば1冊500円のイラスト本を200部売れば10万円になります。
グッズも原価次第ですが、利益率50%で1個あたり300円利益のものを月334個売れば10万円です。
現実には在庫リスクや人気による差が大きく、イベント開催月だけ大きく稼ぎ、それ以外の月はゼロという波もあります。
安定的に月10万円を目指すなら、イベントと通販を組み合わせてコンスタントに売る工夫が必要です。
必要なスキル・ツール
イラスト制作力に加え、同人印刷所への入稿スキル(PhotoshopやInDesignで解像度やトンボを合わせて入稿データを作るなど)が必要です。
グッズ制作では業者選定や発注数の判断、梱包・発送といった軽い物流スキルも求められます。
イベント出展なら接客やお釣り準備など販売スキルも必要です。
また在庫管理や赤字にならない価格設定など、プチ経営者的な視点も求められます。
メリット
自分の創作物をダイレクトに届けられる喜びがあります。
完全オリジナル作品でもファンに支持されれば大きな収入につながり、活動実績としてもアピールできます。
イベントでの売上はその場で現金収入となり即効性がありますし、ネット販売も軌道に乗れば寝ている間に注文が入るといった夢のある収入源です。
また、イベント参加を通じて他クリエイターやファンとの交流が生まれ、人脈形成やモチベーション向上にもつながります。
デメリット
労力や初期費用が大きいことです。
原稿を揃えて本を刷ったりグッズを作るには手間とお金がかかり、在庫が売れ残れば赤字になります。
副業として時間が限られる中で制作~販売まで行うのはハードルが高いです。
また基本的にイベント収入は単発であり、定期開催されるコミケ等も年2回程度なので安定月収に直結しづらいです。
ネットショップで常時販売する場合も、宣伝し続けないと売上が落ちるため継続的なマーケティングが必要になります。
総じて、「ヒットすれば大きいが安定性には欠ける」手段と言えます。
その他の収益化方法

上記以外にも、絵のスキルを収入につなげる手段はいくつかあります。
イラストコンテストへの応募
雑誌社や企業、公募展などが開催するイラストコンテストに応募し、賞金や賞品を獲得する方法です。
賞金は数万円~数十万円と高額なものもありますが、当然当選しなければ収入ゼロです。
実績作りや人脈形成にはなりますが、安定収入源というよりチャンス狙いの色が強いでしょう。
イラスト講師・講座販売
絵の描き方を教えることで収入を得る方法です。
子供向けの絵画教室の講師をしたり、オンラインでイラスト講座動画を販売するケースです。
例えば1回の講義で謝礼数千円を得たり、noteで有料記事を書くなどがあります。
教えることで自身のスキル整理にもなりますが、副業で継続開催するには指導スキルと集客が必要です。
ライブ配信・動画広告収入
イラストを描く過程をYouTubeやTwitchで配信し、広告収入や投げ銭(スーパーチャット)を得る方法です。
チャンネル登録者や視聴者が増えれば月に数万円~稼ぐ人もいます。
こちらもすぐ安定収入とはいきませんが、ファン作りと収益化を同時に狙えます。
2. 安定して仕事を得るための戦略
副業でイラスト収入を安定的に月10万円規模に乗せるには、単発で稼ぐ方法を知るだけでなく、継続的に依頼や販売を生み出す工夫が必要です。
ここからは、仕事の獲得を持続させるための戦略をいくつか紹介します。
SNSの活用による発信・集客
イラストレーターにとってSNSは最強の自己PRツールです。
Twitter(X)、Instagram、Pixivなど、それぞれ特性を活かして自分の作品を発信し仕事につなげましょう。
Twitter(X)
国内外問わず多くの絵描きが利用しています。
描いたイラストを定期的に投稿してフォロワーを増やすことで、自分の作風を知ってもらいます。
ハッシュタグ(例:#イラスト #絵描きさんと繋がりたい 等)を活用すると興味を持つ人の目に留まりやすくなります。
プロフィールに「お仕事募集中」「依頼はDMへ」など明記しておくと、興味を持った人から声がかかりやすくなります。
実績がある場合は、過去の制作物や依頼品を画像付きで紹介し、「○○の依頼で●●を制作しました」と投稿すれば信頼度が上がります。
また、自作スタンプやグッズを作った際はTwitter上で友人知人に拡散を依頼した例もあり、SNSで宣伝することが販売数アップに直結します。
ビジュアルに特化したSNSで、ハイクオリティなイラストをポートフォリオ的に掲載するのに適しています。
世界中のユーザーにリーチできるので、英語ハッシュタグ(#illustration 等)も付けて投稿すると海外からの反応も得られます。
企業の目に留まることもあり、実際Instagram経由でイラストの仕事に繋がるケースもあります。
プロフィールに連絡先や他サイトへのリンクを載せておきましょう。
統一感のあるギャラリーを作ることで「この人に頼みたい」と思わせるブランディングにもなります。
Pixiv
イラスト専門のSNS・投稿サイトで、イラスト好きユーザーやクリエイターが多数集まります。
自分の作品を投稿して評価やブックマークを集めることでファン層を作れます。
Pixivにはリクエスト機能もあり、クリエイターが有効にしていればファンが直接「この絵を○○円で描いてほしい」とリクエストを送ることができます。
Pixiv上で完結するコミッション機能なので安心感があり、実際Pixiv経由で個人依頼を受けるイラストレーターも増えています。
また、Pixiv主催のイラストコンテストや企業タイアップ企画も多く、入賞すると賞金だけでなく企業からスカウトされる可能性もあります。
Pixivに投稿する際もプロフィールに「お仕事募集中」「メールはこちら」などと書いておくと、編集者や企業担当の目に留まった際に連絡が来やすくなります。
※その他、動画映えする制作過程があるならTikTokやYouTubeにメイキング動画を載せてバズらせる戦略も有効です。
SNS全般で言えることは、継続的な発信とファンとの交流が大切ということです。
コメントには可能な範囲で返信し、他の絵描きとも交流することで互いに宣伝し合える関係を築けると理想的です。
クラウドソーシングや専門プラットフォームの活用
仕事マッチングサイトを活用すると自分から営業しなくても依頼を受けられるチャンスが広がります。
代表的なプラットフォームの特徴と戦略を紹介します。
Skeb(スケブ)
Skeb(スケブ)はイラスト・ボイスなどクリエイター向けの日本発コミッションサービスです。
クリエイターが報酬額を自由に設定でき、クライアント(依頼者)は交渉や打ち合わせ抜きで140~1000字程度のリクエストを送るという手軽さが特徴です。
クリエイター側はリクエストを見て気に入ったものだけ受け、完成品を納品すればやりとり終了、という流れで、面倒な調整や追加修正は原則ありません。
匿名性もありSNS感覚で利用されているため、特にTwitterでファンのいる絵師が「Skeb募集中」とリンクを貼っておけば依頼が飛んでくる仕組みです。
安定してSkebで稼ぐには、価格設定と宣伝が重要です。
最初は低め(例えば¥3,000~¥5,000)に設定して実績と高評価を集め、徐々に単価を上げる戦略が取られます。
中には「初月だけおまかせ金額を80%OFFセール」にして一気に多数の依頼を獲得し、その後通常価格に戻してリピーターを狙うという工夫をした人もいます(※実際6日間で23件のSkebリクエスト獲得例あり)。
Skebの場合、依頼文を公開OKにしてSNSで共有すると「こんな依頼が来て描きました」と宣伝にもなるため、積極的に作品公開していくとさらに別の依頼を呼び込めます。
ココナラ
ココナラはスキルマーケットと呼ばれるサービスで、イラスト作成カテゴリには既に30,000件以上のサービス出品がある人気分野です。
自分のサービスページを作り、サンプル画像や料金、サービス内容(例:「SNSアイコン描きます」「ライトノベル表紙イラスト制作」など)を掲載しておくと、興味を持った購入者が申し込んできます。
ココナラで安定的に受注するには、まず最初の1件で高評価を得ることが極めて重要です。
初回で低評価が付くとその後の集客が難しくなるため、最初の依頼は赤字覚悟でも丁寧に対応し信頼を勝ち取ります。
その上で、自分の強みを明確に打ち出すことが大事です。
他の数万件の出品者と差別化できるポイント(例えば「動物イラストが得意」「○○風の厚塗りできます」など)を前面に出しましょう。
価格設定も戦略的に、あえて相場より高めに設定することで「値段相応の高品質」をアピールする手もあります。
実績が増えれば「評価☆5が〇件」などの信頼材料となり、徐々に高単価案件も受注しやすくなります。
軌道に乗れば副業で月10万円超も十分可能です。
Fiverr
Fiverrは海外向けのスキルマーケットで、英語圏のクライアントから仕事を受けられます。
基本的な仕組みはココナラに似ていますが、UIは英語で世界中の依頼が見込めます。
ゲームのキャラクターイラストやTwitch配信用のアバター・スタンプ(Emotes)制作依頼なども多く、日本人のアニメ絵は人気があります。
ただし全世界の上手い絵描きと競争になるため、埋もれないよう魅力的なギャラリー画像と適正価格の設定が必要です。
英語でスムーズにやりとりできれば高評価に繋がり、継続案件をもらいやすくなります。
国内に限らず販路を広げたい人には有力な選択肢です。
その他のサイト・エージェント
イラストに特化したSKIMA(スキマ)というマッチングサービスや、クリエイター専門エージェントの斡旋を利用する方法もあります。
SKIMAはSkebとココナラの中間のようなサービスで、イラストの「商品ページ」を出品したり、ユーザーからの公開依頼に提案して受注することができます。
手数料は引かれますが安全に取引できるメリットがあります。
また、もし本業でデザイン・イラスト経験がある程度あるなら、フリーランスエージェント(ITプロパートナーズなど)に登録すると企業の仕事を仲介してもらえる場合もあります。
週3~4日稼働で数十万円規模の案件もありますが、副業でできる範囲の案件を紹介してもらえるかどうかは要相談です。
プラットフォーム活用のコツとしては、複数のサービスを併用することも挙げられます。
例えば「Skebで個人ファンの依頼を受けつつ、ココナラでも商用案件を待ち受ける」など窓口を増やせば、その分安定して仕事が入りやすくなります。
ただし対応しきれない受注は無理に抱えないことも大切です。
納期遅延やクオリティ低下は信頼を損ない、長期的にはマイナスですので、自分の処理できる範囲で上手に仕事量を調整しましょう。
ポートフォリオの整備と効果的な営業
自分から仕事を取りに行く「営業」も、安定受注には有効です。
その際の武器となるのがポートフォリオです。
ポートフォリオ作成
自身の代表的な作品や過去の仕事実績をまとめたポートフォリオを用意しましょう。
形式はWebサイトでもPDFでも構いません。
ポイントは「依頼したい」と思わせるようなクオリティと分かりやすさです。
得意ジャンルが明確に伝わるよう作品を厳選し、説明文を添えるとなお親切です。
例えば「ファンタジー系キャラクターイラスト」「ビジネス向け挿絵」などカテゴリー分けして見せると、相手(クライアント)は自分のニーズに合うか判断しやすくなります。
本業とは違うペンネームで活動する場合でも、実績として公開可能なものは載せておきましょう。
SNSで反響の大きかったオリジナル作品などもアピール材料になります。
完成したポートフォリオは、個人サイトやブログに掲載したり、PDFなら依頼問い合わせのメールに添付するなどして活用します。
営業の仕方
営業と聞くと難しく感じるかもしれませんが、要は自分から提案・アプローチすることです。
例えば、イラストを募集していそうな相手にこちらから売り込みます。
具体例としては、ライトノベル出版社がイラストレーターを探していれば持ち込みをしたり、地元のお店のキャラクターデザインを提案したり、インディーゲーム開発者の募集掲示板に応募したりといった形です。
LinkedInやTwitterで「イラストレーター募集」の情報を探し、見つけたらDMやメールでコンタクトを取るのも一つの手です。
その際、先方のニーズに合いそうな自分の作品を添えて簡潔に自己紹介・提案を送ります。
飛び込み営業は成功率が高くはありませんが、行動範囲を広げることで思わぬ縁につながることもあります。
また、直接営業以外にコミュニティに参加するのも有効です。
オフラインではイラスト系勉強会やクリエイター交流会、オンラインではDiscordのクリエイターサーバーやPixivコミュなどで顔(名前)を売っておくと、何かの折に「そういえば知り合いにイラスト得意な人がいたな」と声がかかることがあります。
継続案件の確保
一度きりで終わらず継続的な取引につなげることが安定収入の鍵です。
そのためには、納品物のクオリティはもちろん、納期厳守・丁寧な対応など基本を徹底し「またこの人にお願いしたい」と思ってもらうことが大切です。
例えば企業案件であれば、納品後に「他にも何かお役に立てることがあればご相談ください」と一言添えるだけでも印象が違います。
個人のお客様相手でも、おまけのラフを1枚付ける等の心遣いでリピーターになってくれることもあります。
また、自分のSNSやブログで実績公開(守秘義務に反しない範囲で)することも有効です。
「●●の仕事を担当しました」とPRすることで信頼度が増し、高単価の新規案件獲得につながるチャンスが増えます。
以上のように、「待ちの姿勢」だけでなく自ら発信・営業していくことで、仕事の幅と量が広がり安定性も増します。
ただし、副業の場合は本業とのバランスも重要です。無理なく継続できる範囲で計画的にこれらの戦略を実行しましょう。
3. 成功事例に学ぶ 月10万円以上稼ぐ人たち
最後に、副業イラストレーターとして月10万円以上の収入を安定的に得ている人の具体的な活動例を紹介します。
どのような手段で成功しているのか、信頼できる情報を発信しているクリエイターの事例から学びます。
ケース1:スキル掛け合わせで月15~30万円 VTuberモデル販売の例
都内在住の学生・富士坂さんは、イラスト×Live2Dモデリングのスキルを活かしVTuber用キャラクターモデルの制作・販売で大きく稼いでいます。
自身のnoteで「イラスト×○○で月20時間の作業で毎月10万円を安定して稼ぐ方法」として手法を公開しており、その方法とは「VTuber販売」だと明かしています。

具体的には、オリジナルのVTuberキャラクターデザインとモデリングデータをセットで作成し、マーケットサイトで販売する形です。
富士坂さんはこの手法で月15~30万円を稼いでおり(月の稼働時間20~25時間程度)とてもコスパが良いと述べています。
ポイントは、単にイラストを描くだけでなく「動かせるモデル」という付加価値をつけたこと、そして一度作れば複数人に販売できる形式で積立式の不労所得にもなる稼ぎ方を実現したことです。
彼はSNSフォロワー500人程度と決して多くない中でも仕事が途切れないそうで、ニッチな需要に応える商品力と分析力で成功した好例と言えます。
このようにスキルの掛け合わせ(イラスト×モデリング)や需要の高い市場(VTuber業界)を攻める戦略は非常に参考になります。
ケース2:ココナラで安定受注 ブロガー「あきはる」さんの例
ブログ「フリーランス大学」を運営するあきはるさんは、ココナラでのイラスト受注で成功した一人です。
自身も「初心者がココナラで稼ぐ方法【月10万円】」という記事でノウハウを公開しています。
その信憑性を示す実績として、「開始2ヶ月で受注40万円以上」「50件以上の案件対応」「売上100万円超」を達成したと公表しています。

副業スタートから短期間でこれだけの成果を出せた要因は、記事内でも強調されている初期対応の丁寧さと差別化戦略です。
あきはるさんは最初の1件目に全力を注いで高評価を得た後、自分の強み(例えばデフォルメイラストが得意など)を明確に打ち出し、サービス画像にもクオリティの高い作例を載せて信頼感を高めました。
また、あえて価格を安売りせず高めに設定することで、「この価格でも頼みたい」と思ってもらえる質を追求したとのこと。
結果としてリピーターや高単価案件を引き寄せ、専業でなくとも月10万円以上を安定して稼げるペースを築いたわけです。
あきはるさんは自身の経験をブログで発信し、ココナラで稼ぐコツ(信頼構築・強みアピール・リピート戦略など)を具体的に解説しており、その情報は非常に信頼できます。
ケース3:大学生がLINEスタンプヒットで月3万円 Aさんの例
副業規模ではありますが、LINEスタンプで成功した学生の事例もあります。
はるデザイン社の調査記事では、大学生のAさんが友人の勧めでLINEスタンプ作りを始め、学生の日常で話題になりやすいテーマ(試験勉強や恋愛ネタ)を題材にユーモアあるスタンプを制作しました。

SNSで宣伝し知人にも拡散してもらった結果、初月の販売数は50セット程度でしたが、2ヶ月目以降はリピーター(追加で他のスタンプも買ってくれるファン)が増え、月3万円以上の収入をコンスタントに得るようになりました。
3万円は10万円に比べると小さいですが、学生の空き時間でこれだけ稼げるのは大きな成功です。
その後Aさんはスタンプだけでなくグッズ制作への展開も視野に入れているとのことで、まさにヒット作を起点に収入源を広げていく戦略を取っています。
この事例からは、「身近な共感ネタ+拡散依頼」でヒットを生み出した点、そして一度当たれば派生展開でさらなる収益化を狙う姿勢が学べます。
ケース4:NFTアートで高額取引連発 Bさんの例
前述のBさん(プロイラストレーター)のNFT事例を詳しく見てみます。
Bさんは本業のかたわら副業でNFTアートに挑戦し、OpenSeaに統一テーマのある作品シリーズを出品しました。

最初の1点は約3万円で購入されましたが、彼はそこで満足せず、SNSで購入者と積極的に交流したり、初心者にもNFTを買いやすいよう購入方法を解説するコンテンツを発信したりとコミュニティ作りに努めました。
その結果、アーティストBさんの知名度が上がり、第2弾以降の作品は1点10万円以上の価格で取引されるようになったとのこと。
得た資金で自身のオンラインショップを開設し、ファッションや音楽コラボなど活動の幅も広げています。
この事例は、NFTで成功するには単に作品を並べるだけでなくファンとの交流や啓蒙活動も含めたマーケティング戦略が重要であることを示しています。
結果的に副業から始めたNFTで本業を超える収益を上げるまでに至っており、先行者メリットもありますが新技術に敏感に挑戦した姿勢は見習うべきでしょう。
ケース5:ストックイラストでコツコツ安定収入 Cさんの例
主婦のCさんは育児の合間に趣味で描いていたイラストを「どうせなら収入源に」とストックイラストに投稿し始めました。

AdobeStockに登録し、汎用性の高いイラスト(使われそうなシーンを想像したデザイン)を中心に、季節ごとのイベント素材なども織り交ぜて定期的にアップロードしていきました。
過去絵もうまく再利用しながら点数を増やした結果、月平均で1万円以上の収益を安定して得られるようになり、ダウンロード数の増加とともに報酬額も右肩上がりになっています。
これは大きな金額ではありませんが、彼女は副業を通じてイラストスキルも向上し、新たな案件に挑戦する自信にも繋がったといいます。
このケースからは、コツコツ継続することで着実に成果が積み上がるストックイラストの強みと、「空いた時間でもできる副業」として主婦でも実践できる可能性が見えてきます。
月10万円には届かずとも、例えばこれをテンプレートイラスト販売や他のストックサイトにも展開することでさらに収入を増やすことも考えられます。
実際、別のクリエイターWAWAWAさんはストックイラスト開始から9ヶ月で月収10万円を達成したとnoteで報告しており、ストックイラストでもやり方次第では副業の範囲で十万円超えが可能なことを示しています。

成功事例から学ぶ共通ポイント
以上の成功事例から共通して読み取れるポイントをまとめます。
総じて、副業でイラスト月10万円を稼ぐことは不可能ではありませんが、複数の収益手段を組み合わせ、地道な活動と工夫を積み重ねることが成功のカギだと言えます。好きなイラストで収入を得るため、ぜひ本レポートの内容を参考に戦略を立ててみてください。継続的な努力と創意工夫次第で、あなたの描いた絵が毎月しっかりとした副収入をもたらしてくれるようになるでしょう。
ニーズに合った強みを持つ
成功者は皆、自分のオリジナリティを出しつつ市場ニーズも捉えた活動をしています。VTuber需要に着目したり、学生ならではのネタをスタンプにしたり、差別化できる作風を武器にしたりと、「求められるもの×自分の得意」をうまくマッチングさせています。
継続的な努力と発信
一朝一夕で稼げるようになった人はいません。定期的な作品投稿やサービス出品、ファンとの交流など継続した活動によって信頼とファンベースを築いています。またSNSやネットワークを駆使して自ら作品を広め、マーケティング努力を怠らない姿勢も共通しています。
小さな成功の積み重ね
最初から月10万円を稼げたわけではなく、まずは月1万円、月3万円…と小さな成功体験を積んで自信をつけ、徐々にスケールアップしています。
例えば初めての依頼を確実にこなし高評価を得る、初めてのスタンプをまず50セット売ってみる、といった一歩一歩の積み重ねが大切です。
トレンドの活用
常に市場やトレンドをチェックし、新しいアイデアを取り入れている点も見逃せません。
NFTなど新領域に飛び込む、流行中のミームを作品に織り交ぜる、人気ジャンルに作風を寄せてみるなど、柔軟に時流に乗ることでチャンスを拡大しています。
複数チャネルから収入
成功者は一つの手段に固執せず、収入源を増やしたり次の展開を見据えて行動しています。
スタンプが当たればグッズ化、イラスト案件が増えれば書籍やオンラインサロン開設、ストック収入を元手に新たな機材投資…といった具合に、収入の再投資や多角化で安定性と収益アップを図っています。