イラスト系のフリー素材サイトを運営して10年以上が経ち、ありがたいことにお問い合わせも多くいただくようになりました。
「⚪︎⚪︎で使わせていただきました!」「可愛いです!」といったご感想や「⚪︎⚪︎での使用は規約違反にあたりませんか?」「⚪︎⚪︎でこんな使い方をしている人がいました!違反では!?」という内容のものもあります。
当サイトの利用規約はほんっと〜〜〜にゆるい内容なので、ほぼ100%が「問題ないです!お気軽にご活用ください!」といった回答なのですが、利用規約を読んだ上で不安だったから言質をとりたくて確認した、というものと、利用規約よむのめんどくせ〜!って感じで聞いてくる方がいるんです。
これについて言いたいことはいっぱいあるのですが、本当に言いたいことがボヤけるので本題だけ。
利用規約はちゃんと読みましょう!!!!
フリー素材の「フリー」は無料という意味合いがほとんどであって、何にでも自由に使って良いってわけではありませんよ!!
”期間限定”のフリー素材もある
利用規約をきちんと読んでなくて痛い思いをした事例を紹介します。(実話です)
とある音楽教室がフリー素材を謳うサイトのイラストをHPやチラシに利用していたのですが、ある日メールで「利用期間を超過しているので料金をお支払いください」と届いたそうです。その金額、数十万円。
最初は詐欺を疑ったそうですが、実際そのイラストを使用していて、その素材サイトを確認してみると利用規約には利用期間の内容が記載されていたそうです。
これについては聞いた話でしかないので、実際支払ったかどうかや、法的な強制力についてなどは判断がつかないのですが、こういうトラブルにもなりかねないので利用規約は目を通しましょうという話です。
こういうサイトはGoogleの検索エンジンも検索しても引っかからないように調整はしてくれてるんでしょうけど、「ピアノを弾いている猫 あくび フリー素材」みたいなニッチなキーワードで画像検索をかけて、フリー素材と検索キーワードに入れたから大丈夫だろと安心して利用するとこういう詐欺みたいなことに巻き込まれる可能性もあるので注意してください!
検索キーワードに「フリー素材」を入れたから大丈夫だと思った、は本当にあるあるの事例なのですが、全然フリー素材じゃないイラストも引っかかるのでお気をつけを!!!
利用点数に制限があることもある
これは有名なイラスト素材サイトにもある規約ですが「⚪︎⚪︎点までは無料で使えますよ、それ以上は有料ですよ」というものです。
これも利用規約を読んでいないと分からないことなので、調子に乗っていっぱい使っているとある日突然請求されてしまうことにもなりかねません。
こういうのはサイト運営者はていねいに1点ずつ数えて請求しているわけではないと思うのですが、サイト利用者のだれかが「このサイト、規定量以上の素材を使用しているけどお金払ってますか?」といったお問い合わせを送ってきて、実際にお金を払ってくださっているお客様との不公平にしないためにも対応せざるを得ないんですよね。
想像するだけでも大変なので当サイトでは点数制限は設けておりません。
有料素材とごちゃまぜのサイトもある
フリー素材サイトと検索して入ったサイトだからといって、すべてが無料ではないこともあります。
検索して入ったページのイラストは無料で、関連画像でピックアップされたイラストは有料といったケースです。
有料素材とは気が付かず、透かしが入ったサムネイル画像を保存してそれを利用してしまうという事があります。
このケースは利用規約というより、ちゃんとサイト内の文章や画像自体を読みましょう・見ましょうという話なのですが、意外とあるあるなので紹介しました。
使用範囲が限られていることがある
利用規約がけっこうゆるめのサイトでも、写真素材などはプロフィールアイコンとしての利用を禁じている場合があります。
これはプロフィールアイコンに利用すると、そのモデルが発言しているかのように見えてイメージを損ねてしまうためでしょう。
下手するとモデルの知らないところで恨みを買ってしまう可能性もあるので、必要な規約ですね。
このように、使用できるものとできないものがあるので、規約をちゃんと読むようにしましょう。
当サイトはアイコンにしていただいてOKとしているのですが、「やべえ発言してるやつのアイコンに使わせるとキャラクターのイメージが悪く見えるぞ!」とお問い合わせをいただくこともあります。
しかし、フリー素材という性質上ここを禁止するのはもったいないが過ぎるので、アイコンと中の人とは別の個体としてお考えいただけたらと思います。
フリー素材じゃないキャラクターもいっぱいアイコンにされているので、大体の方には切り離して考えていただけているはずですが。
クレジット表記が必要な場合がある
クレジット表記というのは、無料で利用するのはいいけど、サイト名やサービス名をどこかに記載してくださいね〜というものです。
これはイラストや写真だけでなく、音楽のフリー素材でも利用規約で記載が求められがちです。
フリー素材を利用する際は使っていいかだけでなく、クレジット表記が必要かどうかについても必ずチェックするようにしましょう。
商用利用不可という場合もある
金銭が発生するサービスや商品に利用するのは禁止という場合もあります。
または有償にてOKということもあります。
どこからどこまでが商用利用にあたるのかは、すべて書いてられないのでお問い合わせをしないと分からないかも知れません。
けど、大体はYouTubeやブログなど広告収益を得ているくらいでは商用としてみなされず、そのイラストなり写真なりに価値があるデザインが商用としてみなされるのかと思います。
現代だとAIに聞くのもあり
利用規約ページのURLをコピーして、ChatGPTやGeminiのようなAIに「この使用方法はこのサイトの利用規約に違反せずに利用できますか?」など聞けば結論から確認できます。
あんまり無駄な時間をかけたくないよ、という人はAIに聞けば端的でしょう。
でも、利用規約は読みやすく完結にまとめていることもあるので、お問い合わせしてみないと詳しいことは分からないという場合もあります。
おそらくAIもそのへんは考慮して提案してくれると思いますが。
まとめ
ここまで色々と事例をあげて説明させていただきましたが、まだ他にも利用規約を読まないといけない理由はあると思います。
知り合いの素材サイト運営者さんも、違反者には遠慮なく請求していると聞いたことがあるので「まあちょっとくらいええやろ」という感覚で規約を読まないと後悔することになるかも。
でも、利用規約を読まない人がこの文章を読むわけねえだろ!ってね、書いてて思いました。
読んでいただいた方、お手数ですが利用規約を読まなそうなせっかちな知人に軽くお伝えいただければ不幸な目にあう人が少しでも減るかと思います。
細かい文章を読むのは大変かと思いますが、無料で使うための最低限のルールは守りましょうね〜というお話でした。
当サイト「ぴよたそ」の利用規約はゆるゆるなのでほとんど気にしないで大丈夫です。
